丈夫なキャンバストートバッグの代名詞として世界中で愛される「L.L.Bean」をはじめとする厚手コットン製品は、比較的オキシ漬けと相性が良い素材と言える。固く編み込まれた24オンスの堅牢な生地は、水洗いに耐えうる強度を備えているからだ。しかし、ブランドタグの革パーツや金属製のカシメ(カシメ金具)が配置されている場合は慎重な判断が求められる。
本革パーツは水分やアルカリ分に弱く、水に浸すと色落ちや硬化、ひび割れを起こす。また、金属パーツに長時間の浸け置きを行うと、錆び(サビ)が発生して生地に茶色のシミを移してしまう恐れがある。全体の浸け置きを避け、汚れの目立つ部分だけに筆やブラシで液をピンポイント塗布するなどの工夫が、愛用バッグの価値を損なわないためのプロの裏技だ。