禁止伝説や幻のポケモンを除外した通常ポケモンの中で、ステータスの最高峰として神格化されているのがポケモン600族一覧に名を連ねる強豪たちです。各世代を代表する大器晩成型のドラゴンや複合タイプが該当します。
歴代の600族は、初代のカイリューから始まり、バンギラス、ボーマンダ、メタグロス、ガブリアス、サザンドラ、ヌメルゴン(ヒスイ含む)、ジャラランガ、ドラパルト、そして第9世代のセグレイブに至るまで、全世代で対戦環境の軸となってきました。特にガブリアス(108-130-95-80-85-102)の「素早さ102」という絶妙な数値設定は、第4世代以降のすばやさ激戦区の基準値として長く意識され続けています。
一方で、ポケモン種族値ワーストに目を向けると、最下位は「ヨワシ(たんどくのすがた)」の合計175、進化前を含めると「ヒマナッツ」の180、「コイキング」の200などが並びます。しかし、ヨワシはHPが一定以上あれば特性「ぎょぐん」によって合計種族値620の「むれたすがた」へと変貌し、伝説級の重戦車として機能します。単純な数値の低さにもゲームデザイン上のギミックが緻密に組み込まれています。