事態が一気に表面化したのは、購入した顧客が投稿した一握りの画像と動画だった。投稿の舞台となったのはX(旧Twitter)である。底部分に鮮明に映し出された異物の映像はリポストを重ね、瞬く間に数百万回以上閲覧される事態となった。
ヒット商品を狙った「丸亀シェイクうどん」は、若い世代を中心にテイクアウト需要を急速に掘り起こしていた最中だった。それだけに、衝撃的なビジュアルがSNS上で急速に拡散したインパクトは計り知れない。消費者の不信感は一瞬で広がり、まとめサイトや動画プラットフォームへと拡散の波が波及していった。
このSNS拡散スピードに対し、ネット上の反応は厳しく、店舗の衛生意識を問う声が相次いだ。デジタル時代における拡散力の凄まじさと、外食事業者が背負うリスクの大きさを知らしめる典型例となった。