ケンタロウの離脱という最大の危機に対し、番組パートナーであった国分太一は彼の復帰を信じて待ち続ける姿勢を崩さなかった。事故直後は「ケンタロウさんの席を空けて待つ」という意志のもと、ゲストを迎える形で放送が継続された。
その後、番組の趣旨を理解し、調理を担当する後任として白羽の矢が立ったのが料理家の栗原心平だ。栗原はケンタロウが築いた明るく親しみやすい雰囲気を尊重しながらも、自らの味を確立。国分との新たなコンビネーションを開花させ、現在も『男子ごはん』は多くの家庭に愛される看板番組として愛され続けている。そこには、ケンタロウが作った番組の基盤を守り継ぐという温かい絆が存在している。