布リボン作りで最も多い挫折の原因は「中央がペタッと潰れてしまう」「左右の羽のバランスが崩れる」というフォルムの崩れだ。だが、プロが実践する「横幅:縦幅=1:0.618」の黄金比率と、中央の結び目(センターノット)を横幅の約7分の1に設定する法則を知るだけで、誰でも一瞬で既製品を凌駕する美しさを生み出せる。
さらに注目を集めているのが、針も糸も一切使わない「ノーソー(No-Sew)」テクニックだ。手芸用両面接着テープや熱接着シートを駆使し、アイロンの余熱で布端を折り込みながら圧着するだけで、驚くほど端正なコバ処理が完了する。中央にプリーツを寄せる際も、極細のクラフトワイヤーを仕込んでから布テープを巻きつけることで、指先ひとつで何度でも角度やふくらみを微調整できる立体構造が完成する。ミシンを出して糸調子を合わせる手間はもう要らない。