主要大会の主会場であるPikaraスタジアム 中学陸上大会に足を運ぶと、他のスポーツ大会とは一線を画す独特の緊張感と熱気に圧倒されます。スタンドでは保護者や部員たちが手作りの横断幕を掲げ、フィニッシュライン付近では、電光掲示板の確定タイムを固唾をのんで見つめる監督陣の険しい眼差しが交錯します。
しかし、香川の中学陸上を語る上で決して見落としてはならないのが、この熱戦を舞台裏で支え続ける「運営の献身」です。競技会場の一角にある大会本部席では、香川県中体連 陸上専門部および香川陸協中学部会の教員・競技役員たちが、分刻みのスケジュールと格闘しています。
県内の陸上ファンや関係者には広く知られていますが、香川県の中学陸上データ管理と速報発信は、長年にわたり現場教員の卓越した手弁当の熱意によって維持されてきました。データベースソフト「桐」や制作ツールを駆使し、公式記録を即座に集計して配信するシステムは、四国のみならず全国の地方中体連から見ても驚くべき即時性を誇ります。JAICの協力や公式連絡網を整備し、選手登録や競技結果の透明性を保ち続けてきたベテラン教員たちの地道な尽力こそが、香川の選手たちがストレスなく記録へ挑戦できる強固な土台となっています。