彼女の歩みを語る上で避けて通れないのが、その高貴で濃密な生い立ちと結婚生活だ。初代林家三平の娘として誕生し、常に芸能界の中心に位置する海老名家で育った環境は、彼女に溢れんばかりの才能と同時に、計り知れない重圧を与えてきた。
また、落語界の大名跡を継ぐ春風亭小朝との結婚、そして金屏風の前で行われた衝撃的な離婚会見は、昭和・平成の芸能史に深く刻まれている。離婚後の数々に及ぶ騒動や金銭トラブルは世間を賑わせたが、今の彼女に過去へのわだかまりや未練は見られない。溢れる才能ゆえにぶつかり合った壮絶な過去を静かに受け入れ、すべてを自身のソウル(魂)へと昇華させている。