小山田圭吾のキャリアを語る上で欠かせないのが、1989年に小沢健二らと結成したバンド「フリッパーズ・ギター(Flipper's Guitar)」です。英国のインディーポップやネオアコを取り入れた斬新なサウンドと独自の美学は、一大カルチャー「渋谷系」の決定的な起点となりました。
1991年のバンド解散後、1993年よりソロプロジェクト「コーネリアス(Cornelius)」を始動。1997年のアルバム『Fantasma』で米マタドール・レコードと契約し、アメリカやヨーロッパで本格的なリリースとツアーを開始しました。独自のサンプリング手法と徹底したミニマリズム、映像と完全同期するライブ演出は、国内外の多くのクリエイターに多大なインスピレーションを与え続けています。