なぜ、令和の今になって彼女のスタイルがこれほどまでに若者を惹きつけるのか。その理由は、現在のファッションシーンにおける「強さ」への回帰にある。Y2Kファッションのブームが一段落し、次に若者が目をつけたのが、より大人っぽく、自己主張の強い80年代後半の「バブル・シック」だ。
原宿や渋谷のヴィンテージショップでは、当時浅野ゆう子が好んで着用していたようなシルエットのジャケットや、大ぶりのゴールドイヤリングを探し求める若者が後を絶たない。SNSでは、彼女の当時のスチール写真やドラマのワンシーンをコラージュした投稿が数百万回再生され、「この時代に生まれたかった」「強くて美しすぎる」といったコメントが相次いでいる。