二階俊博氏の現在は、国会議員としての全役職を退き、長年暮らしてきた東京都内の拠点と地元・和歌山県田辺市を行き来する静かな生活を送っています。1939年2月生まれで87歳を迎えた同氏は、現役時代のような激務からは完全に解放されました。
関係者の証言によると、年齢と健康状態については足腰の衰えなど年相応の変化は見られるものの、持ち前の頭脳の明晰さと鋭い観察眼は健在と伝えられています。現役時代の後半には公の場での歩行を側近が支える場面が散見されましたが、現在は無理のない範囲で近しい元派閥議員や地元支援者、観光業界の幹部らと定期的に面会を重ねています。
議員バッジを外して以降、テレビや全国紙の最前線に登場する機会は激減しました。しかし、半世紀にわたり築き上げた政官財、さらには海外要人とのパイプは一朝一夕に消えるものではなく、水面下で意見を求められる「政界の長老」としての立場を維持しています。