過去のエミー賞受賞作を振り返ることは、21世紀の海外ドラマ黄金期を追体験することと同義です。歴代のドラマ部門作品賞に輝いた傑作群は、現在も各種VODサービスで鑑賞可能であり、色褪せない魅力を放ち続けています。
海外ドラマの概念を根底から変えた金字塔として挙げられるのが、犯罪ドラマの頂点『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』や、1960年代の広告業界を描き4年連続で作品賞を制した『MAD MEN マッドメン』です。さらに、平凡な化学教師の転落を描いた『ブレイキング・バッド』は、緻密な伏線回収と圧巻の演技合戦で歴代最高峰の評価を獲得しました。
2010年代以降は、圧倒的なスケールでファンタジーの枠組みを超えた『ゲーム・オブ・スローンズ』や、メディア王一族の骨肉の後継者争いを冷徹かつブラックユーモア満載に描いた『メディア王 〜華麗なる一族〜(サクセッション)』が複数年にわたり主要部門を独占。これらの系譜の先に『SHOGUN 将軍』が位置しており、いずれの作品も一度見始めたら止まらない極上のストーリーテリングを誇ります。