作詞家やアイドルプロデューサーとしての顔があまりにも有名だが、映像分野における彼の功績も計り知れない。2000年代初頭のホラー映画『着信アリ』は、携帯電話という身近なツールを恐怖の媒介にする斬新なアイデアで大ヒットを記録し、海外リメイクまで果たした。
さらに2019年に放送され社会現象となったドラマ『あなたの番です』では、2クール連続放送という異例の構成と「交換殺人ゲーム」という過激な仕掛けで、視聴者によるSNS上の考察合戦を爆発的に巻き起こした。視聴者を単なる受け手ではなく、作品のパズルを解く参加者に変えてしまう。この体験設計こそ、彼の映像プロデュースの真骨頂と言える。