現在、この広大なエリアや道路網の維持管理を担っているのが本州四国連絡高速道路株式会社だ。世紀の大事業と称された瀬戸大橋の建設事業は、日本の土木技術の粋を集結させた歴史的快挙であった。海中に巨大な主塔を打ち立て、狂いのない精度で鋼線を繋ぎ合わせた建造美は、現代においても色あせることがない。
公園のルーツを辿ると、1988年に開催された伝説的なイベント「瀬戸大橋博'88」に行き着く。四国開通の歓喜に沸いた当時の熱気と感動を後世に伝えるべく、博覧会の跡地を再整備して誕生したのが瀬戸大橋記念公園なのだ。半世紀近くを経た今もなお、当時の未来への熱気と先進性が園内の随所に受け継がれている。