病気を治療することだけが病院の役割ではない。急性期治療を終えた後の生活を見据え、早期からの包括的リハビリテーションプログラムが組まれる。理学療法士や作業療法士、言語聴覚士がチームを組み、患者一人ひとりの生活背景に合わせたリハビリを設計する。
さらに、がんサバイバーシップ支援や緩和ケア、相談支援センターの機能も充実している。病気の発症によって直面する経済的な不安や家族の悩み、仕事との両立問題に対し、医療ソーシャルワーカーが徹底的に寄り添う。身体の治療だけでなく、人間の尊厳と暮らしを守る温かな視線が院内のすみずみにまで行き渡っている。