電撃的な吉報の裏には、互いを深く敬愛し合う誠実な絆が存在していた。気になるお相手は、長年にわたり音楽制作やライブ現場を裏から支えてきた同世代のクリエイターだ。表舞台に出ることはないが、業界内ではその確かな手腕と穏やかな人柄で高く評価されている人物である。
「彼女が声が出ずに苦しんでいた時期も、病気の治療に専念していた辛い日々も、常に寄り添い励まし続けていたのが彼でした」と、親しい音楽関係者は明かす。病を克服し、再びマイクを握って全国を駆け巡る中で、ふたりの信頼関係はより確固たるものへと深まっていった。飾り気のない自分を受け止めてくれる存在を得たことが、大黒摩季自身の新たな創作意欲にも大きな火を灯している。