ヘアメイクの完成度を左右するのが、髪に織り込まれる装飾アイテムのチョイスだ。従来のオーガンジーリボンに加え、最近ではレザーコードやメタルパーツ、さらには繊細なレースやパールを部分的に組み込む高度なテクニックが定着している。
現場で異彩を放つのは、推しカラーを意識しつつも、あえてトーンを落としたくすみカラーの組み合わせ。色合いの計算。配置のバランス。それらが完璧に噛み合ったとき、頭部は360度どこから見ても隙のない彫刻的な美しさを帯びる。写真写り(映え)はもちろん、歩いた際のリボンの揺れ感まで計算し尽くされている。