ジューシーチキン赤とうがらしの終了後、辛口チキンバーガーのポジションとして定番化したのが「スパチキ(スパイシーチキンバーガー)」です。「スパチキがあるから赤とうがらしの代わりになるのでは?」と考える方も少なくありませんが、この2つは設計思想から全くの別物です。
最も決定的な違いは「チキンパティの肉質と製法」にあります。
- ジューシーチキン赤とうがらし:鶏モモ肉の「一枚肉」を使用。肉自体の繊維とジューシーな脂の旨味があり、パティの肉・衣そのものに唐辛子スパイスが練り込まれている。
- スパチキ(スパイシーチキンバーガー):主に鶏ムネ肉を用いた「成型肉(チキンクリスプ系パティ)」を使用。サクサク感と軽快なクリスピーさが特徴で、辛さは後がけの「ハバネロ&ガーリックソース」で演出している。
つまり、スパチキが「サクサクの軽快なチキンに辛口ソースを合わせたバーガー」であるのに対し、赤とうがらしは「肉汁あふれるモモ肉自体がスパイシーな本格チキンステーキバーガー」でした。ソースに頼らず、肉そのものが辛くて旨いという唯一無二の食体験こそが、旧来のファンが今もスパチキでは埋められない差として語り継ぐ理由です。