ロッテ「aya(彩)」が発売されたのは2000年前後のことです。当時としては画期的だった黒や濃紺を基調とした和モダンなパッケージデザインは、アイス売り場の中でもひときわ高級感を漂わせていました。当時の販売価格は120円前後で、日常の中で手軽にプチ贅沢を味わえる画期的な商品でした。
ayaの最大の特長は、空気を抱き込ませたキメ細やかな舌触りと、素材本来の風味を前面に押し出したラインナップにありました。特に支持を集めた代表的なフレーバーは以下の通りです。
・生クリームバニラ:北海道産生クリームをふんだんに使用し、香料に頼りすぎない上品なミルクの甘みと深いコクを実現。後味はすっきりとしており、毎日でも食べたくなる王道の仕上がりでした。
・宇治抹茶(濃い抹茶):当時の市販カップアイスとしては珍しいほど本格的な抹茶の苦味と豊かな香りを打ち出し、抹茶スイーツブームの先駆けとも言える完成度を誇りました。
・ストロベリー・ショコラ:果肉感の際立つベリー系や、ビター感を効かせた大人のチョコレートフレーバーなど、季節限定を含め多彩な展開でファンを魅了しました。