タフィーが登場する短編は、シリーズ史上に残る傑作揃いとしても有名です。特にアカデミー短編アニメ賞を受賞・ノミネートされた名作において、タフィーは決定的な役割を果たしています。
代表的な登場回として外せないのが、感謝祭のごちそうを巡って大乱闘を繰り広げる『台所戦争(原題:The Little Orphan / 1949年アカデミー賞受賞)』です。七面鳥やソーセージを次々と胃袋へ収めるタフィーの食欲が、トムとジェリーの全面対決の引き金となります。
また、フランスの三銃士をモチーフにした名作『武士道はつらい(原題:The Two Mouseketeers / 1952年アカデミー賞受賞)』では、ネズミの銃士隊見習いとして登場。ここでは英語ではなく流暢なフランス語を操り、「Touché, pussycat!(やったね、ネコちゃん!)」や「C'est la guerre!(これも戦争だ!)」といった小粋なフランス語のセリフを連発します。可愛らしい外見から飛び出すフランス貴族風の生意気な物言いは、ファンの間で語り継がれる屈指の名シーンです。