高円宮妃久子さまの旧姓である「鳥取家」とは、一体どのような家柄なのでしょうか。その華麗なる実家のルーツと経歴を紐解くと、政財界のトップエリートと旧皇族が交差する類まれな名門であることが分かります。
久子さまの父である鳥取滋治郎(とっとり しげじろう)氏は、香川県発祥の旧家・鳥取家の出身で、大手総合商社・三井物産のフランス三井物産社長や東邦物産専務などを歴任した国際的な名実業家でした。実業の世界で重きをなした鳥取滋治郎氏は、政財界の重鎮たちとも深い親交を結んでいました。
さらに注目すべきは、久子さまの母方である二荒(ふたら)家の血脈です。久子さまの母・二荒友子(ともこ)氏は、元伯爵・二荒芳徳氏の娘であり、祖母にあたる拡子(ひろこ)夫人は旧皇族・北白川宮能久親王の第二王女でした。すなわち、久子さまは民間の出身でありながら、母方を辿れば皇室・旧皇族の血を引く高貴な家系に連なっています。
久子さまご自身も、幼少期から父の仕事に伴ってイギリスやフランスで過ごし、英国の名門ケンブリッジ大学ガートン・コレッジで中国学・人類学・考古学を修められました。堪能な英語とフランス語を操る国際派としての素養は、まさにこの名門家庭の環境によって育まれたものです。