ネット上でしばしば混同されるのが、キンタロー。と小林礼奈によるアプローチの決定的な違いです。
キンタロー。のモノマネが「ステージ上の躍動感と劇的な感情の高ぶり」を切り取ったフィジカルなデフォルメであるのに対し、元太田プロダクション所属のタレント・小林礼奈が披露したモノマネは、「オフの日のインタビューや日常会話で見せる脱力した口調」をトレースしたリアリズム系でした。
小林礼奈は前田敦子と同じ事務所に所属していた経歴を持ち、至近距離で本人の立ち居振る舞いを観察できた強みがありました。そのため、「声のトーンや息遣いの再現度」においては小林礼奈の評価も非常に高く、バラエティ番組ではキンタロー。の動のモノマネと、小林礼奈の静のモノマネが好対照として取り上げられるなど、モノマネ文化の厚みを広げる役割を果たしました。