近鉄大阪線でダイヤが大きく乱れる要因は、主に「人身事故」「踏切の安全確認」「車両・電気設備トラブル」「急病人の救護」の4つに大別されます。特に布施〜高安間の超過密ダイヤ区間や、大和八木〜名張間の駅間が長い区間でのトラブルは、全線への波及が早いため注意が必要です。
なかでも運転見合わせに直結しやすいのが人身事故です。警察や消防による現場検証、負傷者の救護、車両や線路設備の安全確認が行われるため、発生から運転再開までには概ね60分から90分程度を要するのが一般的な傾向です。一方、踏切の直前横断に伴う安全確認や非常停止ボタンの作動であれば、安全が確認され次第10〜20分程度で順次運転が再開されます。
ただし、運転が再開されてもすぐに平時のダイヤに戻るわけではありません。列車の詰まりや運用の乱れにより、全線で徐行運転が続くため、復旧見込み時刻からさらに30分〜1時間程度はダイヤの乱れが残ると見込んで行動するのが賢明です。