健康維持やコンディション管理において、私たちは1日にどれくらいのビタミンCを摂取すべきなのでしょうか。厚生労働省が策定する「日本人の食事摂取基準」では、成人(18歳以上)におけるビタミンC1日摂取推奨量は100mgと設定されています。壊血病の予防だけでなく、強力な抗酸化作用を発揮して体内の酸化ストレスを抑えるために必要な数値です。
この推奨量100mgをレモンだけで満たそうとした場合、果汁換算(1個=20mg)で計算すると実にレモン5個分の果汁を毎日摂取しなければならない計算になります。料理に数滴レモン果汁を絞る程度では、1日に必要なビタミンCを充足させることは極めて困難です。
さらに、タバコを吸う人や強い精神的・肉体的ストレスを抱えている人は、体内で活性酸素が大量に発生するため、ビタミンCの消費スピードが格段に早まります。食事摂取基準の数値を最低ラインと捉えつつ、他の食品や食材と組み合わせて賢く必要量を積み上げていく視点が欠かせません。