ここで多くの通勤客が混同しやすいのが、「振替輸送」と「う回乗車」のルールである。この二つは似て非なるものであり、正しく理解していないと思わぬ出費を強いられることになる。
振替輸送とは、あらかじめ購入している「定期券」や「乗車券」の区間を、他社線を利用して迂回する場合に適用される。つまり、すでに運賃を支払っているルートの代替だ。一方で、単なる「チャージ残高(SF)」で乗車している場合は、原則として振替輸送の対象外となることが多い。この場合、自分で選んだ別ルートの運賃は自己負担(う回乗車)となるため、注意が必要だ。