コモドドラゴンは、インドネシアの小スンダ列島(コモド島、リンチャ島、フローレス島など)にのみ自生する固有種である。太古の恐竜を彷彿とさせる姿から「現代のドラゴン」とも形容される。成体のオスの体長は2.5〜3メートルに達し、体重は70キロから100キロを超える個体も存在する。そのスケール感は、他の爬虫類の追随を許さない。
皮膚はまるで鎖帷子のように硬い鱗で覆われている。この鱗の下には「骨皮膚(骨鱗)」と呼ばれる微小な骨の組織が張り巡らされており、他の個体との闘争や外敵の攻撃から身を守る強固な装甲の役割を果たしている。
圧倒的な巨体でありながら、短距離であれば時速20キロ近くで走ることができる。木登りや水泳にも長けており、若い時期は樹上で暮らし、成長とともに地上での絶対的な捕食者へと君臨する。