瀬戸大橋を渡る途中に位置する与島パーキングエリアの最大の特徴は、本州側・四国側のどちらから進入しても元の方向へ引き返せる「Uターン構造」を備えている点です。一般的な高速道路の休憩施設では本線逆走防止のためUターンは原則不可ですが、瀬戸中央自動車道のサービスエリア・パーキングエリア網において、与島PAは観光やドライブを目的とした折り返し利用が公式に認められています。
Uターンの仕組みは非常にシンプルです。PA駐車場へ進入後、案内標識に従って「Uターン(本州方面/四国方面)」と書かれた専用レーンへと進みます。合流手前には「ETCチェックアンテナ(または精算ゲート)」が設置されており、ここを通過することで折り返し走行が記録されるシステムです。
気になる通行料金は、出発したインターチェンジ(IC)から与島PAまでの「往復料金」が適用されます。例えば、岡山側の児島ICから進入して与島PAでUターンし、再び児島ICへ戻った場合は「児島IC〜与島PA」の往復通行料が請求されます。同様に香川側の坂出ICから与島PAでUターンして坂出ICへ戻る場合も「坂出IC〜与島PA」の往復料金となります。
橋を完全に渡り切るよりも高速代を大幅に抑えられるため、「瀬戸大橋のドライブと景色だけを楽しみたい」「与島PAで本場の讃岐うどんを食べてすぐ戻りたい」というショートトリップにおいて極めて実用的なルートとして定着しています。