かつては「コレステロールの摂りすぎになる」と敬遠されがちだった卵だが、現在の栄養学においてその常識は覆されている。厚生労働省の食事摂取基準からも、コレステロールの摂取上限値は撤廃された。卵は「完全栄養食品」としての地位を不動のものにしており、板東英二が実践していた食生活は、時代を先取りしすぎていたとも言える。
良質な脂質と、アミノ酸スコア100の完璧なタンパク質。これらを同時に、かつ安価に摂取できる食材は他に類を見ない。彼の驚異的なバイタリティと、80歳を超えてもなお衰えないトークの瞬発力は、長年にわたる卵習慣がもたらした恩恵なのかもしれない。