黒崎愛海さん仏留学生事件の真相と現在|28年判決と残された謎

黒崎愛海さん仏留学生事件の真相と現在|28年判決と残された謎

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事件発生後、チリへ帰国したセペダの身柄引き渡しを巡っては、国際法上の高い壁が立ちはだかりました。しかし、日本・フランス両政府の粘り強い要請とフランス司法当局が提示した膨大な証拠資料に基づき、2026年7月にチリ最高裁判所が身柄引き渡しを許可。異例の国際送還が実現しました。

2026年4月に開かれたブザンソン重罪院での第一審、そして2026年末に開かれた控訴審(ヴズール)においても、セペダは一貫して「自分は殺害していない」「寮で親密に過ごしたあと別れた」と無実を主張し続けました。しかし、陪審員と裁判官を納得させる反論は一切できず、司法は厳しい鉄槌を下しました。

審理段階・項目詳細・判決結果主要な争点と証拠法廷での様子・評価第一審(2026年4月)禁錮28年の有罪判決計画殺人罪の成否、GPS履歴、購入品の使途被告は涙を流しながら否認するも、論理的矛盾を突き崩せず控訴審(2026年12月)一審支持(禁錮28年を維持)弁護人の相次ぐ交代、精神鑑定、通信偽装ログ遺族側の痛切な訴えに対し、被告は謝罪も自白もせず沈黙上告審・確定状況破棄院による上告棄却、刑確定手続上の瑕疵の有無フランス司法における「遺体なき計画殺人」の有罪判決が確定

法廷では黒崎さんの母・浩子(たいこ)さんや妹たちが証言台に立ち、「愛海をどこへ隠したのか、真実を話してほしい」と涙ながらに懇願しました。しかしセペダ受刑者は時折自らを被害者のように見せかけるパフォーマンスを繰り広げるのみで、遺体の所在について口を開くことは最後までありませんでした。

小林 直樹
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小林 直樹

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