多くの読者が固唾をのんで見守った恋の行方ですが、物語の最終回において桐島青大が結ばれた運命の相手は、ヒロインの枝葉柚希(えば ゆずき)です。
広島の田舎町から始まった二人の物語は、東京への進学、度重なるすれ違い、そして数々の別れを経て大きく進展しました。大学卒業後、青大は就職活動で大手食品メーカーの内定を勝ち取りますが、配給された勤務先は高知県。一方の柚希は東京で教員採用試験に合格し、小学校教師としての道を歩み始めます。再び訪れた遠距離恋愛という障壁に対し、過去の失敗を繰り返さないと誓った青大は、自炊や仕事に奔走しながら愚直に柚希を愛し続けました。
そして物語のクライマックス、青大は東京本社への異動を機に柚希へ正式にプロポーズ。単行本最終27巻の最終話では、二人の結婚式と、やがて誕生した息子・大和(やまと)を囲む温かな家庭のワンシーンが描かれ、足かけ6年に及んだ大波乱のラブストーリーは最高のフィナーレを迎えました。