とん田の暖簾をくぐる者を最初に悩ませるのが、部位の選択だ。一般的な豚丼店では単一の部位、あるいはロースのみを提供することが多いが、同店ではバラ、ロース、ヒレという3つの選択肢が用意されている。それぞれの部位が持つ個性と魅力を最大限に引き出すカットと調理法が施されており、どれを選んでも一粒のスキもない満足感が約束されている。
脂の甘みとジューシーな肉汁が米粒一粒一粒に染み渡る「バラ丼」は、濃厚な味わいを求める若い世代や海外からの旅行者に圧倒的な支持を得ている。一方で、赤身と脂身のバランスが完璧に整えられた「ロース丼」は、肉本来の旨味をじっくりと噛み締めたい本物志向のファンに選ばれ続けている。さらに、驚くほど柔らかくあっさりと仕上がった「ヒレ丼」は、年配の常連客やヘルシー志向のグルメ客から絶大な信頼を集めている。