かつてのFlashゲームが姿を消した一方で、NHK Eテレの番組制作チームはスマートデバイス時代に対応した新しいゲーム体験の構築を進めました。
現在放送されている生放送連動企画では、専用アプリのダウンロードを必要とせず、スマートフォンやタブレットのWebブラウザからそのまま参加できるHTML5/Canvasベースのシステムが構築されています。放送中に画面に表示される二次元コードをスマートフォンで読み取るだけで、手元の端末がコントローラーに早変わりし、タップ連打やスワイプ操作がリアルタイムにスタジオのCG空間へ反映されます。
テレビのリモコンを用いた「dボタン(データ放送連動)」も成熟しており、インターネット回線に接続されていないテレビ環境であっても、双方向放送波を通じて選択肢の送信やミニゲーム参加が可能です。かつて「PCの前に座れる環境」に限られていた参加ハードルは劇的に下がり、リビングで家族全員がそれぞれの端末を手に参加できるハイブリッドなインタラクティブ体験へと昇華しています。