コンピュータがランダムに数字を選び出す「クイックピック」と、自らの意思と直感で6つの数字をマークする「自選」。果たしてどちらが高額当せんへの近道なのだろうか。
統計的な結論から言えば、どちらを選んでも当せん確率は寸分たがわず同じだ。しかし、当せん者たちの証言を拾い集めると、それぞれの流派に確固たるこだわりが存在することが見えてくる。クイックピック派の多くは「余計な意図を挟まない無心の強み」を主張する。人間が数字を選ぶと、どうしても「7」や「3」などの人気の高い数字や、連続した数字を避ける傾向が働く。クイックピックはそうした人間のバイアスを完全に排除してくれる。
一方で自選派は、「自分で選んだというプロセス」そのものに価値を見出す。過去の出目表をじっくりと眺め、数ヶ月間出現していない「ハマリ数字」を狙い撃つ戦略や、過去の自分だけのラッキーナンバーを貫き通すスタイルだ。どちらが正しいという答えはない。自分が納得できる方法で「夢のチケット」を手に入れることこそが、長続きする最大のコツと言える。