スターアンドストライプが命を賭してまで日本の危機に駆けつけた動機は、彼女の幼少期にありました。
かつてアメリカ留学中だった若き日のオールマイト(八木俊典)に、強盗の魔の手から家族もろとも救い出された幼きキャスリーン。そのとき目にしたオールマイトの背中と「2本の触角のような前髪」に強い憧れを抱いた彼女は、自身の前髪を「8本」にセットし、彼を「師(マスター)」と仰ぎながらヒーローの道を歩み始めました。
この深い師弟愛・ヒーロー精神は、物語において「国家の地政学的保身」との鮮やかな対比として描かれています。
国連やアメリカ合衆国政府は、AFOの脅威と国内の防衛を天秤にかけ、日本へのヒーロー派遣を差し止める決定を下しました。しかしスターは、「困っている人を助けるのがヒーローである」というオールマイト直伝の信念を貫き、政府の命令を無視して独断で出撃。自らのキャリアと命を投げ打って日本へ向かったのです。彼女の行動は、損得勘定や国境を超えた「真のヒーローイズム」の具現化でした。