この騒動を単なる芸能ゴシップにとどまらない社会現象へと変えたのが、報道当日の2013年1月31日夕方にAKB48公式YouTubeチャンネルへ投稿された峯岸みなみ本人の丸刈り謝罪動画です。
長い髪を自ら切り落とし、青々とした坊主頭で涙を流しながら「すべて私が悪かったです」と頭を下げる姿は、視聴者に凄まじい視覚的ショックを与えました。後年のインタビューで本人が明かしたところによると、この丸刈りは事務所や総合プロデューサー・秋元康氏の指示ではなく、パニックに陥った本人がハサミを握り衝動的に実行したものでした。「AKB48を辞めたくない」「ファンを裏切ってしまった」という極度の焦燥感と自責の念が、極端な行動へと走らせた真実の理由でした。
この動画は瞬く間に数百万回再生を記録し、米CNNや英BBC、ワシントン・ポストといった海外の有力メディアも「日本のアイドルに対する過酷なプレッシャー」「人権上の問題」として大々的に報道。結果として、国内外で大きな議論を巻き起こすことになりました。