1973年11月にリリースされた『なみだの操』は、オリコンチャートで9週連続1位を記録し、累計売上は公称約250万枚(実売300万枚近いとも言われる)を突破する空前の大ヒットとなりました。
作詞・千家和也、作曲・彩木雅夫という豪華な制作陣によって生み出された同曲は、女性の切ない恋心を男声の哀切極まるコブシで歌い上げる斬新なスタイルが受け、日本有線大賞大賞を受賞。翌1974年の「第25回NHK紅白歌合戦」への初出場を果たす原動力となりました。
コミックバンドのイメージを覆し、歌謡界の頂点へと駆け上がったこの歴史的ヒットは、昭和の音楽シーンにおける伝説の転換点として語り継がれています。