金曜日の夕方や大型連休の初日、八重洲口のロータリー周辺は猛烈な交通渋渋に見舞われる。タクシーが降車場にアプローチする手前の交差点で立ち往生し、車内で数分間足止めされるケースも少なくない。急ぎの局面でこのロスタイムを回避するための裏ワザが、わずかに手前のエリアでの降車判断だ。
八重洲通り沿いや、少し離れたオフィスビル横の公道で早めに降車し、歩道を通って八重洲地下街経由で駅へアクセスするルートは、地元ドライバーや常連のビジネスパーソンが多用する回避策だ。また、ピーク時間帯にはタクシー乗降場全体の車両密度が高まるため、ロータリー最深部まで車が進むのを待つより、手前の降車スペースが空いた瞬間にドアを開けてもらうほうが遥かに早い。状況に応じたフレキシブルな判断が、新幹線の発車時刻ギリギリの窮地を救う。