寝方そのものだけでなく、「どこで寝ているか」という場所の変化も重要なシグナルです。普段はリビングのソファやお気に入りのキャットタワーで過ごしている猫が、突然クローゼットの奥やベッドの下、家具の隙間などに入り浸るようになることがあります。
この猫が暗い場所に隠れる理由は、体調の悪化により外敵から身を守る防衛本能が働いているためです。野生下では、弱った姿を晒すことは外敵に捕食されるリスクに直結します。そのため、体力を温存しつつ身の安全を確保できる、静かで暗く狭い場所へと身を隠そうとします。
日常の観察で拾い上げたい猫の体調不良サインおよび猫の体調不良の初期症状には、寝場所の急変に加えて以下のような変化が含まれます。
- 毛づくろいの回数が極端に減り、被毛がパサついてボサボサになっている
- 普段と比べて食事や水に口をつけない、または逆に異常なほど水を飲む
- トイレに行く回数が激減している、あるいは何度もトイレに入るのに尿が出ていない
- 目ヤニや鼻水が出ており、瞬膜(目頭の白い膜)が露出したままになっている
- 撫でようとすると威嚇する、あるいは異常なほど甘えてくるなど行動が極端に変化した
これらは猫の病気の予兆の最新まとめとしても重要視されているポイントであり、寝相の異変と複合して現れるケースが極めて多いのが実情です。