エジプト代表の歴史を語る上で外せないのが、アフリカネイションズカップ(AFCON)における金字塔です。歴代通算で史上最多となる7回(1957, 1959, 1986, 1998, 2006, 2008, 2010)の優勝を誇り、特に2006年から2010年にかけて達成した前人未到の「大会3連覇」はアフリカサッカー界の伝説となっています。
一方、FIFAワールドカップにおける歴代成績は、1934年イタリア大会(アフリカ勢として初出場)、1990年イタリア大会、2018年ロシア大会の3度出場にとどまっており、本大会での勝利はまだ手にしたことがありません。この「アフリカでの絶対的実績」と「W杯本大会での悔しさ」のギャップこそが、現在の選手たちを突き動かす強烈な原動力となっています。
エジプト代表のFIFAランキングは、常にアフリカ勢トップ5、世界ランクでも30位前後を安定して推移しています。強固な守備スタッツと予選での手堅い勝利がポイントを底上げしており、ポット分けにおいても有利なポジションを確保しています。