SNSのタイムラインを覗くと、「#徹夜」「#限界突破」といったハッシュタグと共に、空になったエナジードリンクの缶が積み上げられた写真が日常的にアップされている。承認欲求と、終わらないタスクへの焦燥感。これらが若者を過剰摂取へと駆り立てる。「みんな飲んでいるから大丈夫」という同調圧力も手伝い、危険性の認識は極めて低い。
さらに深刻なのは、錠剤との併用だ。ドラッグストアで数百円で購入できる眠気防止薬は、1錠でコーヒー数杯分のカフェインを含む。これらをエナジードリンクで流し込むという、極めて危険な行為が「ライフハック」として拡散されている。脳を無理やり覚醒させる快感の裏で、身体は悲鳴を上げている。