このブームを力強く牽引しているのが、メディア上で脚光を浴びる「方言女子」の存在だ。地方出身の女性タレントが素の会話で見せる方言は、視聴者に強烈な親近感を与える。特にその爆発的な拡散源となっているのが、NHK連続テレビ小説の存在だ。
朝ドラで描かれるヒロインの生き生きとした方言は、放送のたびにSNSで大反響を呼ぶ。地方の言葉が持つ固有の温度感が画面越しに伝わり、視聴者の間で「自分も使ってみたい」「聞いていて癒やされる」という共感を呼ぶ。一昔前のような「標準語への矯正」という価値観は過去のものとなり、いまや方言は個性を輝かせる最大の武器へと昇華した。