日本競馬の歴史を語る上で、武豊騎手とディープインパクトのコンビが打ち立てた金字塔を外すことはできない。2005年、圧倒的な強さで無敗のまま三冠を達成したディープインパクトの走りは、まさに「ターフを飛んでいる」と表現された。後方から一気にライバルたちを抜き去るその姿は、全国のファンを驚愕させた。
天才・武豊の手綱捌きと、常識外れの末脚を持つ名馬の融合。二人が作り出した熱狂は、中央競馬の枠組みを超えて社会現象となった。ディープインパクトが残した偉大な功績は現役時代のレースだけに留まらず、種牡馬となってからも日本の血統地図を大きく塗り替えることになったのだ。