多様な文化がパッチワークのように織りなすマレーシアは、世界でも稀有な魅力を持つ渡航先ですが、旅の嗜好性によって向き・不向きがはっきりと分かれます。旅行社会学および現地調査の知見から導き出した判断基準を提示します。
マレーシア旅行を心からおすすめできる人
- 多様な食文化・多民族のエネルギーを体感したい人:マレー料理(サンバルやココナッツ)、中華料理(点心や肉骨茶)、南インド料理(バナナリーフカレー)が数ブロック歩くだけで切り替わる「食のるつぼ」は、グルメ志向の旅行者に最高の刺激を与えます。
- 高水準なホテルステイを予算内で叶えたい人:他国の主要都市では手が出ない超高級ラグジュアリーホテルやインフィニティプール付きコンドミニアムに、リーズナブルな価格で滞在可能です。
- 英語でのコミュニケーションを気軽に試したい人:マレーシアでは広くマングリッシュ(マレーシア英語)を含む英語が通用し、国民性も穏やかで外国人観光客に対して非常に寛容です。
旅行計画において慎重な検討が必要な人
- 完全な日本の清潔度・規律・定時運行を海外にも求める人:鉄道の急な遅延や、屋台街・一部の公衆トイレにおける衛生環境のギャップに強いストレスを感じてしまう場合、滞在満足度が下がるリスクがあります。
- 毎晩安価にアルコールを浴びるように飲みたい人:前述の通り酒税が高いため、ナイトライフで安酒を楽しみたいバックパッカー思考の旅行者には、タイやベトナムの方が適しています。