ビーズを並べ終えた後の熱処理工程は、作品の強度と美観を決定づける最重要フェーズです。ドラクエ モンスター アイロンビーズの細かなツノや尻尾など、接合面積が狭いパーツを破損させないための黄金手順を解説します。
作業環境には、耐熱性の高いアイロンペーパー(または家庭用クッキングシート)、フラットなアイロン台、そして仕上げ用の重石(厚手の辞書や木製ボード)を用意します。
アイロンの設定温度は「中温(140〜160度・スチームOFF)」を厳守してください。高温で一気に圧力をかけるとビーズの穴が完全に塞がり、四角いドット絵の輪郭が歪んでしまいます。ペーパーの上からアイロンを軽く当て、小さな円を描くように全体へ均一に熱を行き渡らせます。目安として、ビーズの上面同士が軽く溶け合い、中央の穴が均等に少し縮んだ状態がベストです。
片面の熱処理が終わったら、プレートから外して裏面も同様にアイロンがけを行います。両面を圧着したら、熱が冷めないうちに平らなデスクに置き、上から厚手の本などを乗せて最低15分間は完全冷却させます。プラスチックは冷却収縮時に反り返る物理的性質があるため、この重石プロセスを省くとプレート全体がアーチ状に歪んでしまいます。