ひばりとの別離から3年後の1967年(昭和42年)、小林旭は東宝の元人気女優・青山京子さんと正式に結婚しました。青山さんは結婚を機に潔く芸能界を引退し、小林が後に抱えた莫大な事業借金の返済を献身的に支え続けるなど、2026年に他界するまで生涯の伴侶として寄り添い続けました。
破局から長い年月が経った後、小林旭は著書『熱き心に』や『さすらい』などの自伝・告白本を通じて、ひばりとの結婚生活の生々しい真実を明かしています。そこには、母・喜美枝との凄絶な確執だけでなく、「ひばりは本当に可愛い女だった」という純粋な愛情とリスペクトが赤裸々に綴られていました。
小林旭はメディアの取材やインタビューにおいて、美空ひばりという不世出の歌姫について「彼女の歌の才能は世界一」「短い間だったが、本気で愛し合った時間だった」と温かな敬意を込めて振り返っています。