現在、現地はどうなっているのか。現地を訪れると、像の足元にはファンによって手入れされた形跡があり、定期的に花や清掃の手が入っていることがわかる。かつて奪われた右腕には、有志から贈られた新たな銃がしっかりと握られていた。
現地を訪れる巡礼者のために、アクセスと見学時のマナーを整理しておこう。
【現地へのアクセス】
東北自動車道「福島西IC」から車で約15〜20分。福島駅から路線バスを利用する場合は、最寄りバス停から徒歩での移動が必要となるため、レンタカーやタクシーの利用がスムーズだ。農道沿いに位置するため、ナビゲーションには「平石地区の集会所」付近を目印に設定すると迷いにくい。
【巡礼時の重要マナー】
周辺は静かな住宅地と果樹園が広がる生活道路だ。農作業用車両の通行を妨げるような路上駐車は厳禁。近隣住民への配慮を最優先にし、ゴミの持ち帰りは徹底したい。また、像自体は長年の風雨に耐えているため、無理によじ登ったり過度な負荷をかけたりしないよう注意が必要だ。
数奇な運命を辿ったこの像は、製作者の遺族や地元住民の深い理解のもとで静かに守られている。訪れるファン一人ひとりの敬意が、この場所の未来を支えている。