世界的な知名度を誇る小林尊や、圧倒的な巨躯で一時代を築いたジャイアント白田。競技としての「フードファイター」の頂点を極めたレジェンドたちもまた、自らの身体が発する悲鳴と戦い続けてきた。
彼らが口を揃えるのは、満腹中枢の麻痺や内臓の肥大化、日常の食生活崩壊といった目に見えない代償だ。競技を退き、実業家や解説者としての道を歩み始めた白田氏や、現役生活に終止符を打つ決断を下した小林氏の歩みは、人間の肉体が受け止められる限界の存在を雄弁に物語っている。「命を削ってまで食べ続けるべきではない」という彼らの警鐘は重い。