服用にあたって最も警戒すべきは、プロメタジンメチレンジサリチル酸塩による強い眠気と集中力低下だ。第1世代抗ヒスタミン薬に分類されるこの成分は中枢神経に強く作用するため、服用後の自動車運転や機械類の操作は法律上も厳禁とされている。わずかな気の緩みが重大な事故に直結しかねない。
さらに、緑内障を患っている人や前立腺肥大による排尿障害を抱える高齢者は、症状を急激に悪化させる危険がある。PMDA(医薬品医療機器総合機構)の添付文書でも明確な禁忌・注意喚起がなされており、日本薬剤師会も自己判断による安易な連用に対して警鐘を鳴らし続けている。口の渇きや便秘といった抗コリン作用特有の症状が現れやすい点も留意が必要だ。