観光客で溢れるメインエリアから少し離れると、地元住民や近隣の会社員がひっそりと通い詰める隠れた名店が姿を現す。駅地下街の奥深くや、博多駅筑紫口・博多口から徒歩数分圏内の路地裏。そこに佇む店こそ、本当の通が愛する穴場だ。
こうした穴場店では、派手な宣伝を行わずとも口コミだけで客足が絶えない。カエシの利いたキレのある豚骨スープに、昔ながらのシャキシャキとしたキクラゲと薄切りチャーシューが乗った質実剛健な一杯。化学調味料に頼りすぎず、骨の旨味をじっくりと抽出した透明感すら漂うスープは、毎日食べても飽きがこない。行列のストレスを感じることなく、福岡の日常に溶け込んだ本物の味を楽しみたいなら、こうした裏路地の銘店を目指すのが正解だ。