日本の防犯・ホームセキュリティ産業は、ピッキング犯罪が社会問題化した2000年代初頭から大きな進化を遂げてきた。かつて主流だったディスクシリンダー錠は容易に不正開錠されるリスクが発覚し、より構造が複雑な鍵への移行が急速に進んだ。
一般社団法人日本ロック工業会は、錠前の耐用年数を一般建物用で10年とガイドラインで定めている。10年を超えたシリンダー錠は、内部金属の摩耗による鍵の引っかかりや、防犯性能の相対的な低下を引き起こしやすい。不具合が起きてから焦るのではなく、定期的なメンテナンスの一環として交換を検討するのがスマートな選択だ。