アイリッシュパブへ入店する際、日本の一般的な居酒屋のような「いらっしゃいませ、何名様ですか?」という案内や、お冷・お通しの提供を待つ必要はありません。基本ルールは極めてシンプルです。
主流となっているのがキャッシュオンデリバリー(Cash on Delivery:都度前払い方式)です。ドリンクやフードを注文するたびにその場で代金を支払い、商品を受け取るシステムを採用しています。
具体的な入店から退店までのステップは以下の通りです。
- 空いている席を確保する:入店したら、カウンター席やテーブル席など好きな場所を確保します(混雑時は上着やハンカチ等で席取りをするか、カウンターで立ったまま飲むスタイルも一般的です)。
- バーカウンターへ向かう:カウンターに立ち、バーテンダー(バーマン)に直接飲みたいドリンクや料理を口頭で注文します。
- その場で会計を済ませる:ドリンクが注がれるタイミングで代金を支払います。現金はもちろん、主要なクレジットカードや交通系IC、QRコード決済に対応している店舗が大半です。
- 商品を受け取って席へ戻る:ドリンクは注ぎたてをその場で受け取ります。調理に時間がかかるフード類を注文した場合は、番号札やブザーを渡され、後からスタッフが席まで届けてくれる仕組みが一般的です。
- 退店時はそのまま退出すればOK:事後精算がないため、飲み終わったグラスをカウンターに戻すかテーブルに残したまま、自分の好きなタイミングで自由に退店できます。
アイリッシュパブの大きな利点はチャージ料(席料・お通し代)が一切かからないノーチャージ制が標準である点です。「仕事帰りに1杯だけ飲んで20分で帰る」といったスマートな使い方が歓迎される文化が根付いています。